年末年始も徹底を
冷え込みがさらに厳しくなり、とうとう冬本番ですね。
皆様お変わりありませんでしょうか。
お久しぶりです、須谷です。
「光陰矢の如し」とは実に言い得て妙で、あっという間に年末です。
年末には、様々な行事や風物詩がありますね。
今回はその中でも、除夜の鐘についてお話しようと思います。
除夜の鐘と言えば、人の心に存在する108の煩悩を祓い心機一転して新年を迎えよう、という年末恒例の行事です。
煩悩の種類や108という個数の由来は諸説ありますが、どれも「煩悩を祓えば悟りを開くことができる」という仏教の教えを根本に据えたものです。
そんな除夜の鐘ですが、実際年末に鐘を鳴らす回数は厳密には107回で、残る1回は日付をまたいだ瞬間に鳴らすのだとか。
その理由は煩悩を一つも残さないためではないか、と言われています。
「まっさらな状態で新年を迎えるぞ」という強い意志が窺える、見事な徹底ぶりですよね。
共通テストまで残り3週間を切りました。
高校3年生は全力で最後の追い込みをしている頃かと思います。
とはいえ、年末年始はどうもだらけてしまう人が多いのではないでしょうか。
ですが、この年末年始の数日間にどれだけ頑張ったかが、本番の差につながると私は考えています。
私自身が受験生の時に、年末年始に東進の正月特訓に参加してみっちり勉強したことが、共通テストで非常に活きたことを鮮明に覚えています。
この数日間が、最後の踏ん張り所です。
煩悩を払って意志を貫き、自分の目標に向けた学習を徹底して本番を迎えましょう。
体調管理も入念に!