後悔ない夏を過ごそう!

 高校生にとって夏は一番大事な時期です。というのも夏を制する者は受験を制するとよく言いますが本当にその通りだと実感しています。夏に精一杯勉強できた生徒は、秋以降もそのままの勢いで継続的に勉強に取り組めます。夏に思うように勉強できなかった生徒は、秋以降成績が上がらず毎日焦りながら勉強に取り組むことになります。

ただ学年ごとに取り組む内容も量も変わってくるので具体的に何をしたらよいのか紹介していきますね。

 高校1年生は1学期の復習をメインに自分の苦手な分野をつぶしておきましょう。夏休みが終わると新しい分野の授業になり、部活も忙しくなってくるため復習の時間が十分に取れなくなってきます。定期テストや授業がない夏休みを有効活用して今までの苦手な分野を一気に復習しましょう。

 高校2年生は英語、数学の基礎固め及び演習を沢山こなしましょう。3年生になると英語と数学だけではなく、理科科目や社会科目の勉強が大変になります。この夏に英語と数学をある程度自分のモノにしてしまいましょう。

また高校1,2年生のうちに志望校のオープンキャンパスに行って、大学生活をイメージしたうえで勉強に臨むとモチベーション向上にもつながるのでお勧めです。

 高校3年生は志望校の過去問題を徹底的に行いましょう。共通テストはもちろんですが、今の時期に2次試験の内容を頭に叩き込んでおくことで秋以降の勉強にもスムーズに取り掛かれます。志望校の問題傾向を抑え、重点的に学習していきましょう。

勉強量はもちろんですが、自分自身納得した夏を過ごせるかどうかでその後の意識と取り組み方が驚くほど異なるので、夏に後悔しないためにも皆さん頑張りましょう!