さようなら

本日が私、薮最後のブログとなります

2月の医師国家試験の直後にブログを書いたぶりですね。

どうも、お久しぶりです、薮です。

3月といえば出会いと別れの季節ですね。どちらかと言えば「別れ」の濃度が高めですが。

それぞれの道へ

高校3年生、ご卒業おめでとうございます。

無事に進学が決定した人も、もう1年踏ん張る人も、

まずは、お疲れ様でした

地元の友達と毎日会って生活するのは今月で最後の人がほとんどかもしれません。

今のうちに友達の顔と名前を脳の海馬に刻んでおきましょう。

大学では高校とは全く違う未知の世界が広がっています。

学ぶことも難しくなりますし、周りの同期はより自分と同じ専門分野の方向性を持つ人ばかりになります。

そこで大切にしてほしいのは、積極的に人と会って話すことです。

これは友達を作る云々でも大切ですが、これから先、社会で活躍していくためには、

“学力”だけでなく“人と話すコミュ力”も大切だからです。

本当にコミュニケーションはこの先、死ぬほどするので是非大切にしてくださいね。

「患者を思いやる心」と「仕事をこなすこと」のバランス

私は4月から医師として働くわけなんですが、医師という仕事は日常的にどのような業務をしていると思いますか。

実は、1日の就業時間の半数以上を事務作業が占めると言われるほど、パソコンとの睨めっこ業務が多いのです。

カルテを書く、診療情報提供書(紹介状)を作成する、入院計画書を作成する、処方する、オーダーする…

この事務作業の時間を縫って、患者さんを診察したり、IC(インフォームドコンセント)をしたりしなければなりません。

患者さんの中には、長い世間話を話す人もいれば、薬の多さに不満を持つ人もいる。

限られた中で多くの患者さんを診ていく必要があります。

どのように患者さんとコミュニケーションを図るか、そして事務作業をこなすか、世間話も業務のうちだと思っていますけれども。

医療業界というものは定時出勤、定時退勤というような「働き方」はなかなか難しいようです。

そのような世界へ旅立ちます。

今はまだ不安ばかりですが、医師1年生として、たくさん医業を吸収して、たくさん“立派”と言われるような医師になりたいと思っています。

新しく高校1年生になる皆さんも、2年生・3年生になる皆さんも、晴れて大学に入学する皆さんも、もう1年トライする皆さんも、今後のご活躍を期待しております。

では、さようなら。

東進の夏期特別招待講習