ゴムゴムの実

散髪の時に店員さんにしてもらうシャンプーって気持ちいいですよね。山井です。最近髪型が迷走しているとよく言われますが、あったかい目で見守ってくれると嬉しいです。

さて今日のブログですが、ゴムゴムの実について話したいと思います。ワタクシ本日髪切ってきたんですが、案の定シャンプーで気持ちよくなっていた時、唐突に頭にひとつの疑問が浮かびました。

「ゴムゴムの実ってどういう原理で体がゴムになるんや?」と。ご存じ、ゴムゴムの実。きっと一度くらいは皆さんも自分の腕がぐいんと伸びて敵を吹き飛ばす夢をもったことがあると思います。でも実際、果物を一口かじっただけで体がゴムみたいになるのはだいぶ異常事態です。そこで暇を持て余していたワタクシ、持ちうるすべての知識でゴム人間の構造を考えてみました。

そもそもゴムが伸び縮みするには、分子構造が折れ曲がっていることと、留め具(架橋構造)の2つが必要です。分子構造が折れ曲がっていることで、ひっぱったら伸びることができ、硫黄でできている留め具が、その伸びた状態から戻ろうとするため、伸び縮みすることができるのです。人間もめーちゃくちゃ拡大すれば、細胞や筋肉はアミノ酸や炭水化物、骨はタンパク質やコラーゲン、要は分子でできているわけです。つまりゴムゴムの実には、人間のあらゆる分子構造を絡ませ、折り曲げる性質と、そこに硫黄をぶち込む性質があると考えられそうです。分子を折り曲げさせる性質を持つ酵素とかがもし発見できれば、夢のゴム人間の誕生の可能性はゼロじゃないのかもしれません。

実はこういう特殊な知識は、大学の研究室で得られたりします。自分の研究であの日の夢が現実になる、というのがリアルに想像できるのも大学の魅力のひとつですね。将来のあなたが世界をひっくりかえす…のかも、しれませんね。

一番好きなルフィの技は「ゴムゴムの斧」です。それではまた。