前期の二次試験まであと一週間ですね。この一週間の努力次第で結果はまだまだ変わるはずです。受験生の皆さんが志望校に合格できることを願っています。頑張ってください！

　私はこの前模擬授業を作るために、高杉晋作について調べました。授業では学ばないようなことを知ることができて楽しかったです。そこで彼の辞世の句を知りました。

「おもしろき　こともなき世を　おもしろく　すみなすものは　心なりけり」

という句なんですけど、上の句が結構有名で聞いたことあるという人もいるのではないでしょうか。この句の意味は「面白くない世の中を、面白くすごせるかどうかは心の在り方次第である」みたいな感じです。(多分、私はこのように捉えています。)とにかくポジティブに生きろってことなんでしょうか。私は悲観的な考え方をしがちなので、この句は心に刺さるものがあり結構気に入っています。

受験勉強も同じではないですかね。勉強をしていて「面白くない」と思うことはたくさんあります。模試の成績が満足できるものではなく「面白くない」と思うこともあります。受験なんて「面白くない」と思うことだらけではないでしょうか。しかし、そこでネガティブになってはいけません。つらいと思うことがあったら、志望校合格後に待っている楽しい大学生活を想像してみてはいかがですか。想像するだけで現実が変わるわけではないですが、少しは「頑張ろう」と思えるはずです。その思いから繋がる行動によって現状を変えていきましょう。勉強だけではありません。学校生活では勉強以外にも部活などでいろんな経験をします。楽しいこともありますが、つらいことだってあります。つらいと思ったり、不安になったりすることがあったら、楽しいことを考えて少しでもポジティブになりましょう。学校生活において面白くないことなんてたくさんありますが、とにかくポジティブなことをかんがえるだけで、普段の生活の感じ方が変わってくるかもしれませんね。

楽観的過ぎるのもよくない気がしますが、つらい時くらいは楽観的になってもいいんじゃないですかね。困難に遭遇してしまっても、気持ちは負けないようにして頑張って乗り越えていきましょう。このブログを読んでくれた皆さんが、少しでも前向きになり頑張ってくれたら嬉しいです。

豊田 先生