調べられることのありがたさ

 ウィリアム・シェイクスピアといえば、16世紀後半から17世紀前半にかけて活躍したルネサンス演劇を代表するイングランドの劇作家・詩人として有名です。代表作としては四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』などがあり、皆さんも知っている作品もあると思います。

(個人的なおすすめは『マクベス』です)

 そのシェイクスピアのような作家といえば語彙を操る達人のように思うかもしれませんが、その作品の中には奇異な語彙の使用も少なくないのです。(珍しい言葉を使ったり、ある言葉を普通は使われないような文脈の中で使ったりする場合など)

 では、何故そのようなことがおこったのでしょうか?

 実は、当時はまだ「英語辞書」がなかったのです。つまり適切な語彙・適切な用法を調べる手段がほとんどなかったのです。今では自然に行っている辞書を手にする(ましてやネットで調べる)ということはシェイクスピアにはできなかったということです。

 その後、数多くの辞書が編纂されていくのですが、その苦労話はまた別の機会に…。

 辞書や参考書で調べるのが面倒だと思う人も多いと思います。でも、想像してみてください。逆に辞書や参考書のまったくない状態での勉強を。

 調べられることのありがたみを噛み締めて、受験勉強・予習・復習にあたってください。

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