勉強の目的

前回ブログを書いてからかなりの時間が経ってしまいました。現在、運動不足を解消するために土曜日の朝はランニングをしています。最近始めたばかりなので毎回のように筋肉痛になり、日曜日に苦しむという流れを繰り返しています。しかし、続けないと意味がないのでこれからも暑さや身体の痛みに苦しみながら頑張っていこうと思ってます。継続しないと結果が出ないというのは勉強と同じですね。

何のために勉強するのか?

勉強しているとき「何のために勉強しているのだろう?」と思ったことはないでしょうか。嫌いな科目を勉強しているときにこの疑問が頭に浮かぶ人は結構多いと思います。僕は高校生の時、数学が嫌いだったので二次関数や微分積分などを勉強しているときにこの疑問が頭をよぎることがよくありました。勉強することに対して疑問を持ってしまうと大抵の場合「意味ない」「この勉強が生活に役立つことはない」というようなネガティブな答えに行きつき最終的にモチベーションが下がってしまいます。

では、この疑問に対してのポジティブな答えを考えてみましょう。勉強すれば社会で役立ついろいろな能力や知識が身に付きます。数学では「問題解決能力」、国語や英語では「読む、書く、聞く、話す力」、社会では「世の中の仕組みや過去の知識」、理科では「身のまわりの物質や現象の原理の知識」が身に付きます。思考力や判断力が身に付きますし、この他にもいろんな答えが考えられると思います。

さて、このような答えを提示されて納得できますか?僕が高校生ならこの答えを聞いて「よし、勉強頑張ろう!」とはなりません。この疑問に対してのポジティブな答えなんて、聞いてもイメージしにくい、納得しにくいものがほとんどだと思います。

なので、この疑問に対して今はこう考えるようにしましょう。「受験に必要だから」と。この疑問に対して高校生全員が納得できるような答えなど存在しないのではないと思います。完璧な答えを求めても仕方ないのでもう割り切って考えちゃいましょう。例え苦手な科目でも入試科目として設定されている以上、それを勉強するしかありません。志望校に合格するためには避けて通れない道なのです。受験に必要だから勉強するしかないと思えば、嫌でも受験勉強に励むようになるのではないかと思います。また、「なぜ嫌いな勉強が受験に必要なのか?」というような余計な疑問も持たないようにしましょう。何なら「何のために勉強しているのか?」というこの文章の主題となっているこの疑問も持たない方が良いです。余計なことを考えずに勉強に取り組めるのが理想です。しかし、余計なことは考えるなと言われその通りにできる人の方が少ないです。なのでもし「何のために勉強しているのか?」という疑問を持ってしまったら、その答えについて真剣に考えるのも大切なことかもしれませんが、受験生である今は受験に必要だからというように割り切って、深く考えないようにしましょう。きっとそうした方が勉強が捗るはずです。