教師に向けて一歩前進

 皆さん、こんにちは。教育実習が終わり、残り僅かである大学の夏季休業を満喫したいと思っている辻口です。8月に旅行を計画するも台風のせいで行くことが叶わず、9月も教育実習があって夏季休業中の遊びの思い出はまだ一つも作ることができていません!大学は10月からスタートなので、今までの分を取り返していきたいです!

 先ほど述べたように、9月の大半は教育実習だったのですが、僕にとっては大変ながらもすごく勉強になった期間でした。大学でも模擬授業といって児童・生徒がいる想定で15分間程度授業をするのですが、45分間すべての時間を使って授業するといった経験がなかったので、そこだけでも一歩成長できました。他にも、授業をする上で黒板にどのようなことを書くのか考える板書計画や授業時間の45分間の時間配分などたくさんのことを計画しなきゃいけないんだなと感じることができました。中でも一番考えなきゃいけなかったのが、児童・生徒の授業の反応です。楽しい授業にするためでもあるのですが、授業をすすめるうえで「わからない、でも気になる!」から「わかったぞ!」にするための発問をどうすればいいのか、そしてその発問からほしい意見を手に入れて全員が納得するにはどうすればいいか、これが一番授業で大切なことです。皆さんも小学校や中学校の時、「わからない、でも気になる!」って思ったことはありませんか?今となって思い返すと、そのような気持ちを引き出していた先生のすごさを実感します…

 授業だけでなく、児童・生徒と休み時間に一緒に遊べたのも教育実習の思い出の一つです。熱中症予防の観点から外で遊ぶことこそできなかったものの、授業の単元で扱った「ことば遊び」をしたり、腕相撲大会や生き物探し、どれも楽しい思い出です。実習最後の日には、みんなが作ってくれたお礼のお手紙をもらって、家で読んでいると嬉しさで涙をながしました。

 この夏季休業中の9月で僕は飛躍的に成長し、教師に向けて一歩前進できました!皆さんは夏休みを通じて進歩することはできたでしょうか?2学期も始まったことなので、皆さんも受験に向けて一歩ずつ前進していけるように勉強がんばっていきましょう!