体感時間

人間の体感時間

 年を取るにつれて一日一日が短く感じると感じたことはあるだろうか。小学校での6年間よりも中学高校で過ごす6年間のほうが短く感じる人の方がきっと多い。大人になるとその感覚はより短くなる。

この多くの人が共通して感じているこの感覚を説明するものとしてジャネーの法則というものがある。今日はそれについて話していこうと思う。

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ジャネーの法則とは?

 ジャネーの法則とは「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」という考え方で、19世紀フランスの哲学者、ポール・ジャネが発案した法則である。

 例えば1歳の時に感じた1年を1/1とすると、3歳の1年は1/3となり1歳の3倍速く感じるということである。その結果年を取るにつれて時が過ぎるのが早く感じてしまうことになる。

体感時間を伸ばす方法

 私たちはすでに人生の半分近く終えているのではないのかと感じるかもしれない。しかしジャネーの法則を回避する方法はもちろんある。それを最後に紹介しよう。

新しい経験をしてみる

体感時間が短く感じる原因の一つに日常の普遍化がある。子供のころは新しいことばかりだったが成長するにつれ特に何もなかったと感じる日が増えてくる。そうすると記憶にも残らないため、あっという間に過ぎたと感じる。なので新しいことに挑戦してみることが大切である。実際に私は東進で軽食を買いにコンビニに行くときは同じものを買わないようにし、新商品に挑戦してみたりした。ぜひ皆さんにもやってもらいたい

②苦手なことにチャレンジする

嫌いな授業、苦手な科目をやっているとき皆さんは時間がたつのが遅く感じますよね。それをうまく利用することで体感時間を長くすることができます。しかも苦手なことをがんばるといづれ得意になるかもしれません。そうすれば一石二鳥になる。なので皆さんは得意な科目を武器にしてもっと点数を伸ばすのもいいかもしれないが東進での自習の際も苦手な科目にも積極的に取り組んでもらいたい。

最後に

人生はおもったよりもあっという間です。そのうちの高校3年間を有意義なものにするためにも、新しいことに挑戦してはいかがですか?