【合格体験記2024】何十回もの音読で英語の基礎力アップ!【名古屋大学経済学部合格】

田中 祐輝くん
名古屋大学 経済学部 経済学科 合格
小松高校 卒業

合格インタビュー動画

 私が本格的に受験勉強を始めたのは、高2の6月頃です。当時、私の成績は第一志望を目指せる状態ではなく、東進の担任の先生と何度も相談し、このままではいけないと思って部活を辞め、受験勉強に注力しようと決意しました。家族も東進の担任の先生も、私の決断を尊重してくれていました。

 私は様々な勉強法を試しましたが、最終的に一番重要だと思ったことは、自分に合った参考書を何周もすることです。目安としては、3周すれば、その参考書の内容が9割ほど身に付くと思います。例えば、数学の網羅系参考書(チャートやフォーカスゴールド)は、1、2周目で解けるようにはなるかもしれませんが、3周目以降まで取り組めば、解法が頭の中で体系化され、初見の問題を見たときに反射的に類題が思い浮かぶようになります。受験本番で人によっては緊張で頭が真っ白になり、簡単な問題も解けなくなるということが起こりえるので、無意識的に手が動いて問題が解ける段階まで、勉強しておく必要があります。また、その領域まで達すると、ミスを探すことに意識を使う余裕が出てくるため、ケアレスミスを大幅に減らすことができます。そして、その培った実力を、高3からの過去問演習講座で10年分の添削指導にとどまらず、志望校別単元ジャンル演習や第一志望校対策演習で他の多くの大学の類題や、その大学のさらに昔の過去問をできる限り遡って実施し、場数を、「これでもか」というくらい積んでいくことが、自信につながります。

 努力は必ずしも報われるとは限りません。しかし、成功した者は必ず努力しています。後輩の皆さんは、情報収集を行った上で、東進を十二分に活用し、適切な努力を積み重ねていってください。応援しています。

東進のオススメ講座・講師の先生や授業を受けたあとの効果

私のお薦めの講座は、今井宏先生の「C組基礎力完成教室」と、「B組実力アップ教室」です。これらの講座を高2のうちに受講し、何十回と音読したことで、読解・英作文・リスニングの圧倒的な基礎力が身に付きました。これに加えて、英文解釈の参考書と単語帳をしっかり仕上げれば、旧帝レベルの問題にも太刀打ちできるようになると思います。私の場合は、高3の時に森田鉄也先生の「難関国公立大英語」で徹底的に二次試験レベルの演習量を積んだことで、模試で英語学年1位、偏差値80弱という、究極の状態まで英語力を高めることができました。

東進模試を受験して役に立ったこと

私は高2の時から東進の志望大学の二次試験形式の本番レベル模試を受験し、問題形式やその難度の高さを早期から把握できたため、それに対応する実力を磨くために、より効果的な対策を行うことができました。東進の担任の先生から言われていた通り、過去問演習講座をベースに、無駄を省いたり優先順位をつけて、自分の勉強法をカスタマイズしていくことで、無駄なく学習できたと思います。私はよく、3年間ずっと一緒だった担任の先生と、手帳を出して様々な勉強内容を書き出し、どれを優先的にいつまでにやるかの計画を定期的に立てていました。また、東進では2か月に1回の共通テスト本番レベル模試があり、その結果が校舎に掲示されるので、ライバルに負けずに上位にランクインできるように頑張ることが、1つのモチベーションになりました。

入試本番での成功例や合格して思うこと

まず、受験を無事に終えられたのは家族や東進・学校の先生方が最後まで支えて下さったお陰です。心から感謝しています。受験を通じて学んだことは、成功の必要条件は、努力であるということです。環境や才能を言い訳にせず、とにかく努力するというマインドは、今後一生大切にしていきたいと思います。また、後輩の皆さんには、情報収集を常に行い、正しい努力をできる限り行って欲しいです。応援しています。