金沢大学 推薦入試について

昨日12月2日(土) 金沢大学にてKUGS特別入試 学校推薦型選抜・総合選抜、および、今年新設の女子枠特別入試、デジタル人材選抜Ⅱが実施され、東進小松の受験生も多くの生徒が面接、小論文、プレゼンテーション等の受験に臨みました。東進小松では、1か月ほど前から、志望理由書、活動報告書などの添削指導、文章校正を行い、2週間ほど前から面接、小論文、プレゼンテーション練習を繰り返し対策を行って参りました。みんな最初は、自己アピールの文章が思いつかなかったり、面接でうまく話せなかったりしていましたが、2週間を経てそれぞれが堂々と話せるまで練習しました。

今年の面接の内容を、受験を終えた生徒に聞くと、「深くまで、本人の思いを聞きまくる」質問が去年までに聞かれた内容より多いという印象です。たとえば、デジタル人材選抜を受験した生徒だと「具体的にどんなAIを用いた技術者になりたいか」「AⅠのデメリットは何だと思うか」「デジタル人材を目指して今まで高校でとりくんだこと」「日本は海外に比べてどんなセキュリティ面が弱いと思うか」など、本人が話した志望理由の内容をさらに深く聞いてきて、受験者の考えの深さや人間性そのものを聞き出そうとしている傾向が強いです。昨今、総合型選抜(推薦)での入試定員が全国的に増加している中、受験生の学力だけでなく「人間力、思考力、課題解決能力」が備わった人材を合格させたいという文科省の方針通りの入試選抜がさらに深化・進化していると言えます。この傾向は、2月10日(土)に行われる医学類(総合選抜、学校推薦型選抜)、薬学類(高大接続入試)でも面接は同じ傾向となることが予想されるでしょう。

また、結論を明確にし、いかにわかりやすい構成で相手にものごとを伝えるかの表現力も、とても大事といえます。たとえば、今私が書いているこの文章も、みなさんに読みやすいように、ある法則に従って文章の構成がされていますが、どんな工夫・構成がされているか、お気づきになったでしょうか。

東進小松の生徒たちは、質問の多さ深さに当日は戸惑いながらも、イレギュラーな質問もだいたいは練習で実施した想定内であったことと、わからないことはわからないとはっきり答えるべきことも予想して練習していたので、概ね堂々と答えてこれたようで、安心しております。あとは共通テストの得点をあげて、合格待つのみです。

このように、東進小松では、共通テスト対策・二次試験記述対策だけでなく、総合選抜型の面接、小論文、プレゼンテーション対策もバッチリ行っていることを、知っていただけたらと思います。

ひとまず、推薦入試の受験者のみなさん、受験お疲れ様です!