教員採用試験、受けてきました!

 皆さん、こんにちは。教員採用試験が終わってひと段落と思ったら、次は大学の期末試験と期末レポートに追われている辻口です。

 さて、たくさんのスタッフが学部紹介などをしてくれていて大学の学部の視野が広がっているのではないでしょうか?僕も学部紹介をと思っていたら、そういえば4月17日のブログに書いていましたね(これを書いている時にふと思い出したというのはここだけの話で…)。今回、大学3年生で小学校教員採用試験を受けたので、この機会をつかって教員採用試験について話していこうかなと思います。教員志望の人は、必見です!

 教員採用試験の試験内容は県ごとに変わってくるので、今回は石川県の試験内容で話していきます。7月になるとまず1次試験として筆記試験や理科の実験と体育の水泳といったような実技試験があります。筆記試験は2つに分かれていて総合教養と専門科目に分かれています。総合教養は時事ニュースや法律、数学や英語、国語の基礎的なことについて問われます。小学校の専門の筆記試験の内容は国語、数学、理科、社会、英語の主要5科目だけでなく、家庭、音楽、図工、体育も含みます。主要5科目は中学校までの知識があれば解ける問題がありますが、学習指導要領という単元ごとの指導のポイントについてまとめてあるものが各科目あるので、そっちを覚えるのが大変です…。また、図工や音楽などのサブ科目の方は小学校で習う内容が主ですが、そっちの内容の方も難しいです…(学校で習う全ての唱歌の歌詞と楽譜や作詞作曲をだれが完璧に覚えれんねん←心の声)1日目は、この2種類の筆記試験を行って終わりです。

 2日目は実技試験です。先にまとめたように、実技試験は理科の実験と体育実技(水泳)の2つを行います。理科の実験は小学校、中学校までで行う実験を行うのですが、行う時間が3分しかないため、実験器具の使い方や実験方法を事前に知っておきたいところです。体育実技の水泳は平泳ぎ、またはクロールで25m泳ぎます。プールに入るときも試験官は見ていると思うので、注意しましょう。

 大学3年生が受験するのは筆記と実技試験までですが、大学4年生は模擬授業や面接を行う2次試験があります。模擬授業はある程度時間が設けられるので、その時間内で授業構成を考えて、授業を行うものです。僕は来年はここからになるので、対策を頑張っていきたいです!

 ここまで長々と書きましたが、教員採用試験のイメージをつかむことはできたでしょうか?皆さんは、まずは目の前の大学受験に向けて夏休みの勉強をがんばっていきましょう!